体育館の暖房は『スポット暖房』がおすすめ！強力＆低コスト導入が可能

投稿日：2021.10.18

更新日：2024.01.30

熱中症対策として学校の体育館に空調が導入されるケースが現在増えてきていますが、意外と見落とされがちな冬の体育館における「寒さ対策」。
体育館は天井が高く床面積も広いため、エアコンなどの暖房が効きにくい傾向にあります。
そのため冬の体育館は底冷えした寒さを感じやすく、卒業式など寒い時期の体育館で行われる式典においては、体調不良者がでることも決して珍しいことではありません。

今回のコラムでは、学校の体育館に暖房器具を導入する際に考慮するべき視点やおすすめの商品を紹介します。

学校の体育館に暖房を導入する際に考慮するべき視点

学校の体育館に暖房が必要だからと言って、暖房なら何でも良いという訳ではありません。
体育館のような広々とした空間に暖房を導入する場合、3つの視点が必要になります。

工事の期間

例えば体育館の天井全面にエアコンを設置する場合、大がかりな設置工事が必要になります。工事期間中は体育館を使用することができず、生徒の部活動などに支障がでることを考えなければなりません。

また、工事の期間によっては、体育館で開くべき式典や行事を延期または中止せざるを得ないという可能性も出てきます。
できるだけ工事の期間が短い、もしくは工事不要の暖房器具を選ぶのがおすすめです。

即効性の高さ

体育館のような大きな空間全体を温めようとすると、かなりの時間と電気代などのコストがかかります。
そのため、空間全体ではなく、人が集まる場所を集中的に温めるような、効率性を重視した暖房を選ぶのが良いでしょう。
出力が高く、狙った場所をすぐに温められる暖房が体育館には向いていると考えられます。

移動が可能かどうか

人が集まる場所を効率的に温めるには、人が集まる場所に合わせて暖房の風を調整しなければなりません。

また、重量の大きな暖房では移動させるのが大変ですし、移動時に破損する可能性もでてきます。
その点キャスター付きなど移動を前提にした暖房ですと、小さい労力で簡単に移動することができて、人の移動に合わせて暖房も移動することができるのでおすすめです。

「温めたいところだけを集中して温めることができる」と「移動が可能」はセットで考えるとより良いでしょう。

体育館におすすめのスポット暖房「バズーカEX」

体育館に導入する暖房を選ぶ際に、ぜひご検討いただきたいのがイーズのスポットエアコン「バズーカEX」です。

バズーカEXは冷・暖両方の機能を持っているため、冬の体育館の寒さ対策だけではなく、夏の熱中症対策に使用されることがあり、最大8.5馬力もの出力を持つ強力スポットエアコンになります。

バズーカEXは高天井施設をはじめ、半開放施設や屋外でも使えて、一般的なエアコン導入に比べ、作業スペースである高さ3M以下の部分だけを温度調整するため、導入コストはエアコンの約4分の1しかかかりません。
そのため体育館だけではなく、巨大な物流倉庫や大規模工場などでも使われています。

体育館に特化したカスタムが可能

体育館にバズーカEXの導入をおすすめする理由として、体育館に特化したカスタムができるという点もあります。

体育館仕様として専用の防球ネットあり

体育の時間や部活動などでバスケットボールやバレーボールがエアコン設備に直撃する可能性を考えると、必要となるのが防球ネットです。
バズーカEXは体育館での防球や生徒・児童のケガ防止のため、一体型専用の防球ネット（折り畳み式）を特別仕様として受注生産が可能です。

主に体育や部活動の時間に利用する体育館だからこそ、暖房にぶつかってケガをしたり、ボールが当たって破損したりする可能性も考えなければなりません。
防球ネットを付けることで、破損やケガのリスクを下げることができます。

折り畳みではなく架台タイプの防球ネットも

防球ネット付き架台の場合、「床置き」「天吊り」「壁掛け」で設置することが可能です。
キャットウォーク上に床置きで設置したり、コンクリート壁に掛けしたりするなど、体育館の構造に合わせて防球ネットを選ぶと良いでしょう。
適用しにくい場合は独自の架台にすることもできますが、基本的にほとんどの学校の体育館に適用可能です。