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倉庫の冷暖房・空調は「スポットバズーカ」がおすすめ!物流倉庫への導入実績あり

投稿日:2022.06.01

更新日:2024.02.19

倉庫

夏場の平均気温が年々上昇している中、工場や作業場の労働環境はますます過酷になっています。特に空調がなく風通しの悪い倉庫では、夏場の温度も湿度も高くなるため、安全衛生上さまざまなリスクが出てきます。一方で、冬場の冷え込みが厳しくなるのも倉庫の特徴です。今回は、空調がない、あるいは効かない倉庫に潜むリスクと、効率的で効果的な対策について紹介していきます。倉庫に空調設備を導入することで、安全衛生上のリスクを排除し、作業効率とモチベーションをアップさせましょう。

倉庫に冷暖房が必要な理由

貨物を仕分ける男性の手

倉庫に冷暖房が必要となる理由は、以下4つです。

  • 夏場の環境が年々過酷になっているから
  • 熱がこもりやすい構造だから
  • 空間が広く、対策が行き届きにくいから
  • 作業効率やモチベーションが下がるから

夏場の環境が年々過酷になっているから

日本の夏は年々暑さが厳しくなっています。国土交通省が発表している日本の夏(6~8月)の平均気温の推移を見ても、夏場の気温が年々上昇傾向にあることがわかります。従来までは夏場の倉庫内の暑さには我慢できていたかもしれませんが、今後は考え方を変えて空調設備を導入する必要性が高まっているのです。

日本の夏(6~8月)年平均気温偏差の経年変化

出典:日本の夏(6~8月)年平均気温偏差の経年変化(1898〜2021年)国土交通省

熱がこもりやすい構造だから

倉庫は屋根や壁など太陽光を受ける面積が大きいため、建物の外側が常に熱を帯びた状態になります。一方で、風通しが悪いことから、熱が外に逃げずに倉庫内でこもってしまいます。つまり大型の温室のような状態になっているのです。また、外部から倉庫に搬入した部品の熱がそのまま屋内にとどまってしまうため、ますます熱がこもりやすくなります。そのため、倉庫内の気温が40℃以上になることも珍しくありません。

厚生労働省が定める暑さ基準(WBGT)によると、倉庫内で想定される作業(軽量な荷車や手押し車を押したり引いたりする作業等)では、26℃~28℃を熱中症リスクが防げる基準値として定めています。このように基準と実態が大きくずれている点からも、倉庫内に空調を完備して熱中症リスクを軽減できる対策が必要になるとわかります。

出典:職場における熱中症対策マニュアル 厚生労働省

空間が広く、対策が行き届きにくいから

倉庫は天井が高く面積も広いので、温度や湿度をコントロールするのが難しい場所でもあります。たとえば暑さ対策のために大型の扇風機を導入しても、影響を及ぼせる範囲が限られてしまいます。作業場の環境を効率的によくするために空調設備は不可欠であるといえるでしょう。

作業効率やモチベーションが下がるから

夏場の暑さや冬場の寒さは、作業効率とモチベーションにも影響します。たとえば、暑さで作業着が不快な状態になったり、寒さで指先が冷えたりすると作業そのものに集中できなくなることが考えられるでしょう。また、職場環境の悪さは不平不満や愚痴の温床ともなり、職場のモチベーションを下げることになります。モチベーションの低下は、事故のリスクを高めたり、離職率を高めたりすることにもつながるでしょう。このような観点からも倉庫への空調の必要性が高いことがわかります。

倉庫に導入する冷暖房・空調の選び方

ビジネスウーマン(作業着)

倉庫に導入する冷暖房機器を選ぶ際のポイントは、種類・タイプ、能力、コスト、導入までの期間の4つです。

種類・タイプ

倉庫用のエアコンには、天井埋込カセット形、ダクト形、天井吊形、壁掛形、床置形などがあります。

天井埋込カセット形は、本体が天井内に埋め込まれ、吹出口だけ露出しているタイプです。ダクト形は、同じく天井に埋め込まれた本体から、送風するダクトが露出しているタイプです。

天井吊形は、エアコン本体を天井から吊り下げるタイプで、壁掛形は、家庭用でもよく見られるエアコン本体を壁に取り付けるタイプです。

床置形は、床に本体を置くタイプです。

エアコンの種類は、設置スペースの制約条件に基づいて考えていきます。

能力(kW)

冷却するための能力です。倉庫に使われるエアコンだと10kW程度のものから、50kWを超えるものまでありますが、能力が大きいほど単位容積あたりの冷却力が大きいことを示します。

コスト

倉庫に導入されるエアコンのコストは、3つに分けられます。エアコン本体のコスト、ランニングコスト、設置コストです。

エアコン本体のコストとランニングコストは、一般的には能力の大きさに比例して、能力の大きなものほどコストは高く、能力の小さなものほどコストは安くなります。

設置コストについては、大規模な工事が必要となる天井埋込カセット形やダクト形が最も大きく、天井吊形や壁掛型が次いで大きくなります。床置形は最も手軽に設置できるので、設置コストをその分だけ安くできるタイプです。

導入までの期間

倉庫にエアコンを設置する工事には期間を要します。天井埋込カセット形やダクト形などは工事が大規模になる分だけ工期を要します。工事期間中は倉庫が部分的に使えなくなるので、代替できる場所を確保する必要があるでしょう。また、工期が長くなるほど職場の安全対策に配慮する期間も長くなります。

倉庫の冷暖房・空調には「スポットバズーカ」がおすすめ!

一般的に倉庫全体に空調の効果を及ぼそうとすると、能力の大きなエアコンが複数台必要になってきます。そのため、コストは高くなり、導入までの期間も長くなってしまいます。

「もっと手軽に安く導入できる方法はないの?」

そんなご要望にお応えするために開発されたエアコンが、株式会社イーズの「スポットバズーカ」です。「スポットバズーカ」には、以下5つのメリットがあることから倉庫への設置におすすめです。

  • 狙ったところに風を届けられる
  • 導入台数が少なくて済む
  • 導入コストが安い
  • ランニングコストが安い
  • EXタイプなら冷暖房に対応可能

狙ったところに風を届けられる

「スポットバズーカ」は吹出口の最大風速が8m/sと超強力です。一般的な業務用エアコンの最高風速が4m/s程度、家庭用の扇風機の最高風速が3m/s程度なので、「スポットバズーカ」の風がいかに強力なのかがわかります。吹出口のストリーマと呼ばれる複雑な形状のグリルが旋回流を生み出し、その風速と相まって大風量を約50m先まで届けるので、設置場所から温度をコントロールしたい場所までをピンポイントで狙えます。「スポットバズーカ」の冷風を受けたときの体感温度は、春先の平均気温並の14℃なので、熱中症対策としても十分です。暖房での使用時も狙った場所だけを暖められるので、大空間である倉庫全体に空調の効果を及ぼすことなく、作業者にとって快適な環境を効率的に生み出せるのです。

扇風機の回転数や風速ってどのくらい?体感温度はどう変わるの?

導入台数が少なくて済む

「スポットバズーカ」は、風が遠くまで届くだけでなく狙ったところに届きます。たとえば、室内機を天井の半分以下の高さに設置することで、人がいる倉庫の下半分(高さ3m以下の空間)のみに空調の効果が行き渡ります。そのため、通常のエアコンに比べて「半分程度の台数」あるいは「半分程度の冷房能力」で倉庫内の空調を実現できるのです。

設置も簡単です。室外機は通常の業務用エアコンと同じ方法で設置可能で、室内機も倉庫内の床に直接置くことも可能です。工事は最短1日で完了できるので、倉庫の一部が使えなくなる期間もごくわずかです。

導入コストが安い

台数や必要能力が半分で済むということは、単純に導入コストも半分で済むということになります。そのため、作業場の環境改善と導入コストのバランスに悩む事業者様にとっては有力な選択肢となるでしょう。

ランニングコストが安い

「スポットバズーカ」はイニシャルコストだけでなく、ランニングコストをおさえることもできます。空気に熱(冷熱)を効率的に伝えるにはどうしたらいいか、突き詰めて考えると空気に触れている部分(熱交換機)をなるべく大きくし、ファンの風量を大きくして熱交換器に触れる空気量を増やせばいいのです。だから、「スポットバズーカ」は、冷暖房効率を重視しているからわざと室外機の形に特徴的なファンを搭載した形になっているのです。「スポットバズーカ」は、冷暖房効率が非常によいので、ランニングコストは格段に安いです。

EXタイプなら暖房もスゴい

「スポットバズーカ」の標準タイプでも、冷暖房に対応可能ですが、EXタイプは暖房も得意です。EXタイプは吹き込んだ空気の温度差が大きいので、冷房だけでなく暖房も気持ちのいい暖かさを提供できます。倉庫へのエアコンの導入では、夏場の熱中症への対策だけクローズアップされがちですが、冬場の作業環境の改善も従業員のモチベーションアップには重要です。夏場はギンギンの冷房として、冬場はポカポカの暖房として使えるので、一度設置すれば1年を通して活躍できます。

製品詳細はこちら:バスーカEX

「スポットバズーカ」はこんな場所におすすめ

人が作業しているところだけをピンポイントで狙える「スポットバズーカ」は、天井が高く面積の広いの物流倉庫や作業場に最適です。実際の導入事例として、以下のような場所が挙げられます。

サッカーコート1面以上の広さがある物流倉庫

サッカーコート1面以上の広さがある物流倉庫

この倉庫は、サッカーコートをよりも大きく、天井が10m以上あったので、部屋全体を空調するには莫大な費用がかかるという試算でした。「スポットバズーカ」なら、50m離れたところからでも作業場所に風を送れるので、省スペースでエネルギーを無駄にすることなく作業員に快適な環境を提供できます。テストをしながら順次設置をし、今では7カ所の物流倉庫に合計117台の「スポットバズーカ」を導入頂いています。

物流業界初の大規模導入、7か所に117台!! 

30mx50mのステンレス製品倉庫

30mx50mのステンレス製品倉庫

夏場の熱中症対策、従業員のモチベーションアップを目的に導入頂きました。「当初はトラックの積み込み作業エリアの冷房のみ考えていたが、シャッターを閉め切ると全体的に涼しくなった。これは期待以上の効果だった。」というお客様の声を頂いています。

ステンレス製品倉庫・工場:全国拠点に一斉導入 ⇒各現場で好評! 期待以上の効果も!

倉庫に冷暖房・空調の導入を検討されている方へ

気象環境が年々変化している中、倉庫内で働く労働者に安全で快適な作業空間を実現するために、倉庫への空調機器導入のニーズはますます高まっています。一方で、導入コストとのバランスに悩む事業者様も少なくありません。そんな安全衛生配慮とコストのバランスに悩む事業者様におすすめなのが株式会社イーズの「スポットバズーカ」です。「スポットバズーカ」は大風量で狙ったところだけをピンポイントで温度コントロールできるので、低コストで導入できます。倉庫内への空調機器設置にお悩みの方は、ぜひ株式会社イーズまでご連絡ください。

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