投稿日:2020.10.21
更新日:2024.02.19
「熱中症」とは大量の発汗などにより体内の水分や塩分バランスが崩れたり、体温の調節機能が乱れたりすることで引き起こす病気のことをいいます。
「熱中症」の原因には「環境」によるものと、「体調不良」によるものがあります。
地球温暖化による異常気象で、日本の夏は年々暑くなってきています。
35℃以上の猛暑日となることも多く、高温多湿で体は疲弊します。
今回は「熱中症」についての具体的な症状や熱中症対策についてご紹介していきます。
まず、「熱中症」の症状についてですが、以下のような症状が出ると熱中症の可能性があります。
めまいや立ちくらみ、一時的な失神は熱中症の初期症状といえます。
これらは「熱失神」とも呼ばれます。
異常な発汗で全身から滝のような汗が流れ、拭いても一向におさまらず衣服がびしょ濡れになってしまうなども熱中症の初期症状といえます。
いつもとは明らかに違う汗のかき方をしている場合は要注意です。
炎天下や夏場に室内で運動などをしていると、手足の筋肉がピクピクしたり、痙攣(けいれん)を起こしたりするのを経験したこともいらっしゃるのではないでしょうか。
これらは「熱痙攣(けいれん)」とも呼ばれます。
熱痙攣(けいれん)のような症状も熱中症に含まれます。
熱中症の初期症状のめまいや立ちくらみ、一時的な失神などが進行すると、全身の強いだるさ、吐き気、頭痛などの症状が起こることがあります。
これらは「熱疲労」とも呼ばれます。
体温が40℃近くまで上がってしまう症状も熱中症ではよく見られる症状です。
「熱射病」とも呼ばれます。
めまいや立ち眩みは熱中症の初期症状としてあらわれることが多いですが、そのサインを見逃さないようにすることが重要なポイントとなります。
めまいや立ち眩みは熱中症の初期症状としてあらわれることが多いですが、そのサインを見逃さないようにすることが重要なポイントとなります。
手足の筋肉がつったり、痙攣(けいれん)したりなどの異常も発生しますが、その症状で熱中症を自覚する人はたくさんいます。
吐き気や嘔吐や頭痛や激しい倦怠感などもよく見られるもので、大事なサインとなります。
体温調節が上手く行われていない証拠ですので、体温測定をしてみましょう。
平熱よりも体温が高く熱っぽくて体が火照っている場合は、熱中症を疑うべきです。
軽症の場合は自分で対処することが可能ですが、重症化すると自力での対処が不可能です。
重症の場合は、意識を失い呼びかけに反応しなくなったりぐったりとして立てなくなったりします。
自力で水分補給が出来なくなっている場合は危険な状態ですので、早めに医療機関を受診すべきです。
必要に応じて救急車を呼びましょう。
無理やり水を飲ませようとしたり立たせようとしたりするのは危険な行為ですので、絶対に避けるべきです。
熱中症の具体的な症状を知っておくことで、いざという時に冷静に落ち着いて対処することができるようになります。
「WBGT」とは熱中症の予防を目的として提案され、
・屋外 WBGT 0.7 湿球温度 0.2 黒球温度 0.1 乾球温度
・屋内 WBGT 0.7 湿球温度 0.3 黒球温度
熱中症は誰にでも起こり得るものですので、自分は大丈夫だという過信は禁物です。
ならないようにするための熱中症対策を積極的に行い、予防の意識を高めることが大切です。
➀猛暑日は外出を控えたり、日傘をさしたりして直射日光に極力当たらないようにする
➁ファッション性より吸水性や速乾性、通気性に優れた素材の衣服を選ぶ
➂経口補水液やミネラルウォーターやスポーツドリンクなどの飲み物を持ち歩く
④しっかりと休憩をとる
⑤冷却グッズなどを活用する
➀エアコンや扇風機を利用する
➁部屋の風通しを良くする
➂こまめに水分補給をする
➃睡眠や休息を十分にとる
➄涼しい衣服を選ぶ
空調の管理は熱中症対策の大事なポイントです。
クールビズで室内の温度を28℃に設定するとありますが、エアコンの設定を28℃にしなければならないということではありません。
冷房の設定温度と室内の温度は違うからです。
体調に合わせて温度設定をすると良いでしょう。
屋内だからといって油断せずに1時間に2~3回くらいの頻度で水分補給をするのがおすすめです。
免疫力が落ちていると熱中症にかかりやすくなりますので、健康的で規則正しい生活を送って免疫力を高め、熱中症に負けない体づくりをしていきましょう。
夏場の体育館などでの室内スポーツは熱中症が多発します。
児童・生徒の生命に関わる体育館の熱中症対策や空調管理は重要な問題となっています。
そこで体育館や作業場で使用できる「スポットバズーカ」の導入がおすすめです!
「スポットバズーカ」とは大風量のスポットエアコンです。
汗が乾く爽やかな大冷風と優れた除湿性能によって熱中症を防ぎます。
東京都内では近年の猛暑に加え、大規模災害時の避難所となるため、エアコンを設置する体育館が増えてきています。
「スポットバズーカ」を導入いただいた学校様からは、「導入前の夏場の体育館は30℃以上にもなっていましたが、とても涼しくなり快適になりました」というお声をいただいております。
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熱中症の症状や熱中症対策についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? 熱中症は病態の度合いによって「熱痙攣(けいれん)」「熱疲労」「熱射病」の3つに分けられ、さらに「日射病」が加えられます。
熱中症は屋外だけでなく、室内の温度や湿度が高い時も注意が必要です。
暑さ対策や避難所としても活用される体育館の空調設備についても注目が集まっています。
体育館の空調には強力スポットエアコンの「スポットバズーカ」がおすすめです。
スポーツに限らず、日常生活でも水分補給とこまめな休憩を行い、熱中症対策を意識しましょう。
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