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工場におすすめの業務用エアコン(空調)は?作業場の熱中症対策に!

投稿日:2022.08.09

更新日:2024.02.19

工場

事業者には、従業員が安全で健康に働けるように必要な措置をする安全配慮義務があります。
近年では、夏場の熱中症対策が話題になっていて、厚生労働省によると年間で400人以上の人が熱中症により4日以上の休業をしている状況です。

関連資料:職場における熱中症による死傷災害の発生状況 – 厚生労働省

こうした工場などの作業場の熱中症から従業員を守る手段の1つが、エアコンの設置です。今回は工場のエアコンの必要性、選び方、おすすめのエアコン、導入事例などをご紹介します。

工場のエアコンの必要性

工場の作業員
工場で熱中症対策をする際には、温度だけでなく湿度のコントロールも重要になってきます。扇風機だとエアコンに比べて安価に導入できますが、温度も湿度も十分に管理できないことから、熱中症対策にはエアコンがベストな解決策と言えるでしょう。
工場の温度や湿度が高い状態を放置していると、他にも問題を生じてしまいます。
例えば、酷暑による作業は、熱中症に至らなくてもミスを誘発してしまいます。その結果、製品を傷つけてしまったり、労災を起こしてしまったりすることも考えられるでしょう。

また、劣悪な環境で作業に従事させていることは顧客から見てもマイナス点になります。劣悪な環境下で製品が作られているのを見ると、顧客は製造品質に不安を抱いてしまうからです。

工場内にエアコンを設置して作業環境を快適にすることは、こうした熱中症以外のマイナス点をなくすことにもつながるのです。

工場用エアコンを選ぶ際のポイント

エアコン
工場用エアコンを選ぶ際のポイントとして、種類・タイプ、能力、コストの3つがあります。

■工場用エアコンの種類・タイプ

工場用エアコンの種類には、天井埋込カセット形、ダクト形、天井吊形、壁掛形、床置形などがあります。

・ 天井埋込カセット形

天井埋込カセット形は、本体が天井内に埋め込まれ、吹出口だけ露出しているタイプです。設置工事やメンテナンスに最も手間がかかるタイプになります。

・ダクト形

ダクト形は、同じく天井に埋め込まれた本体から、送風するダクトが露出しているタイプです。

・天井吊形

天井吊形は、エアコン本体を天井から吊り下げるタイプで、壁掛形は、家庭用でもよく見られるエアコン本体を壁に取り付けるタイプです。天井埋込カセット形やダクト形に比べると、工事やメンテナンスの手間を必要としませんが、床置形に比べると手間のかかるタイプになります。

壁掛形

天井吊形と同様に、本体が室内に露出しているタイプですが、天井ではなく壁に掛けるタイプになります。一般家庭用エアコンでもよく用いられているタイプです。

・床置形

床置形は、床に本体を置くタイプです。

エアコンの種類は、設置スペースの制約条件に基づいて考えていきます。最も手軽に設置できますが、置き場所の制約があるタイプになります。

■能力(kW)

能力は、冷却性能を表す指標です。エアコンに必要とされるのは気温と湿度を両方下げる機能ですが、その冷却性能は能力に依存します。冷房能力を表す単位はkW(キロワット)です。冷房能力(kW)が大きければ大きいほど冷却性能は高くなります。

ただし、単に冷房能力(kW)が高いからといって実際の冷却効果が高いわけではありません。

冷風を効率的に届けられる構造にすることで、エアコンの冷却能力を最大限発揮できるのです。効率的に冷風を届けるのに重要なのは、風量を大きくして、吹出し位置を最適な箇所に設け、狙った場所に風を届けることです。

能力を見る際には、単に冷房能力だけに着目せずに、実際に風がどのように届けられるのかを確認しておきましょう。一般的に工場用エアコンだと10kW程度のものから、50kWを超えるものまであります。

■コスト

エアコンにかかる主なコストは、導入にかかるコストとランニングコストの2つです。

エアコンの導入にかかるコストは、さらにエアコン本体のコストと設置コストに分けられます。

エアコン本体のコストは、一般的に冷却性能や機能の多さに比例して高くなり、導入コストは設置の容易さによって変わってきます。しかし、選定の際には能力だけでなく風量や風の出し方にも注視してエアコンを選ぶ必要があります。実際の冷却効果は、先ほども解説したように冷風を効率的に届ける能力にも関係してくるからです。効率的なエアコンを選ぶと、より少ない台数で同じ冷却効果を実現できるようになるでしょう。

設置コストについては、天井埋込カセット形やダクト形が最も大きく、天井吊形や壁掛型が次いで大きくなります。床置形は最も手軽に設置できるので、設置コストもその分だけ安くなります。

エアコンのランニングコストで最も大きな割合を占めるのは電気代です。電気代はそのエアコンの消費電力に比例して高くなります。エアコンの効率は、「COP」(Coefficient Of Performance:成績係数)で表示されています。COPとは、「冷房能力または冷暖房能力÷消費エネルギー」で計算される値です。COPの高い機種を選択することで、少ない消費電力で高い冷却効果を実現できるようになります。

工場用エアコンは「スポットバズーカ」がおすすめ!レンタルプランもあり

工場全体を冷却しようとすると、一般的には冷却能力の高い巨大なエアコンが必要になります。巨大なエアコンの導入は、導入にかかるコストもランニングコストも大きくなることに加えて、工事にかかる期間も長くなるため、多くの事業者様は敬遠しがちな選択肢です。だからといって、扇風機では工場内を冷却する点では大した効果を得られません。
このような導入コストと効果の悩みを一気に解消するためのエアコンが、株式会社イーズが開発した「スポットバズーカ」です。

スポットバズーカとは?

「スポットバズーカ」とは、その名の通り、あるポイントだけを狙って強力な風を送り込み局所的に冷却するためのエアコンです。一般的な工場用のエアコンだと、工場全体を冷やすことが目的になるので、人がいないところを冷却するためのエネルギーも消費してしまいます。一方で、「スポットバズーカ」は、工場内の作業者がいるところだけをピンポイントで冷却できるので、一般的なエアコンよりもはるかに効率的かつ低コストで暑さ対策をできるようになるのです。実際に工場全体を冷やさなくても、人がいるところだけを冷やせば十分に熱中症対策になることもわかっています。

特徴・魅力

「スポットバズーカ」の特徴・魅力をさらに詳しく解説していきます。「スポットバズーカ」の優れた特徴・魅力は以下4つです。

・狙ったところに爽快な冷風を届けられる
・導入コストもランニングコストもお得になる
・設置が簡単で工事に時間がかからない
・簡単にメンテナンスできる

狙ったところに爽快な冷風を届けられる

「スポットバズーカ」は、最大風速8m/sと超強力な冷風を送れる構造になっています。一般的な業務用エアコンの最高風速が4m/s程度、家庭用の扇風機の最高風速が3m/s程度なので、「スポットバズーカ」がいかに強力な風を出しているかがわかるでしょう。吹出口から生み出される強力冷風は旋回流を伴って運ばれ、その風速・旋回流の効果によって大風量の冷風を約50m先まで届けられます。つまり、50m離れたところからでも、人が作業している場所をピンポイントで冷却できるのです。「スポットバズーカ」の冷風を間近で受けたときの体感温度は、なんと春先の平均気温並の14℃です。また、室外機と室内機が一体になっているタイプ(一体型)だと、上記写真のようにキャスターを付ければ移動式エアコンとしても使用できるので、現場の状況に合わせてエアコンの位置を変えることもできます。

>>扇風機の回転数や風速ってどのくらい?体感温度はどう変わるの?

導入コストもランニングコストもお得になる

「スポットバズーカ」は、他のエアコンよりも導入にかかるコストをおさえることにも貢献できます。先ほど解説したように、人が作業している場所だけをピンポイントで狙って効率よく冷却できるので、通常のエアコンよりも設置台数や冷房能力を少なくおさえられるからです。「スポットバズーカ」の場合、通常のエアコンに比べて「半分程度の台数」あるいは「半分程度の冷房能力」で済むようになります。台数か必要能力が半分になれば、導入コストも当然半分で済むのです。

さらに、「スポットバズーカ」なら工場内の人がいない空間(=無駄な空間)を冷やさずに済むので、ランニングコストの点でもお得です。加えて、設計的にもランニングコストをおさえる工夫があります。空気に熱(冷熱)を効率的に伝える目的で、空気に触れる熱交換機をなるべく大きくし、ファンの風量を大きくして熱交換器に触れる空気量を増やすことで、ランニングコストを格段におさえる設計になっているのです。

設置が簡単で工事に時間がかからない

「スポットバズーカ」は、工場で使われる一般的な三相200Vのコンセントがあれば、通常の業務用エアコンと同じ方法で設置可能です。「エアコンを導入したいけど、工事の期間が長くなるのは困る」という悩みをお持ちの方でも、「スポットバズーカ」なら短工期で設置できるので安心です。また、一体型であれば三相200Vの電源につなぐだけ、工事期間ゼロ日で設置を完了できます。

簡単にメンテナンスできる

「スポットバズーカ」は通常のエアコンのようなフィルターがなく、万が一の目詰まりが起きてもまるごと水洗いできる設計になっています。したがって、特殊なメンテナンス作業も必要ありません。

>>スポットバズーカのご紹介はこちら

スポットバズーカ

レンタルについて

「スポットバズーカの魅力はよくわかったけど、購入のハードルは高い」と思ってしまう方に向けて、株式会社イーズではスポットエアコンのレンタルのプランもご用意しています。レンタルだと購入にはない、以下3つのメリットがあります。

・夏場だけの利用が可能になる
・夏場以外にメンテナンスをする必要がない
・修理費用を負担する必要がない

「スポットバズーカ」が必要となるのは、一般的に夏場の6月下旬から9月中旬までの期間だけです。「3ヶ月間のためだけに、エアコンの購入には踏み切れない」と感じてしまいますが、レンタルであれば3ヶ月分のレンタル費用を支払うだけで「スポットバズーカ」を利用できます。設置の手間がかからない「スポットバズーカ」であれば、夏が来るたびに設置するという運用も可能です。

また、「スポットバズーカ」を使用しない季節には、定期的な清掃や運転によって故障を防ぐ必要もあります。一体型の場合は、季節が終わった後に収納する場所も問題になるでしょう。レンタルであれば、このようなメンテナンスの手間をかける必要がありません。

万が一予期せぬ故障やトラブルに見舞われても、レンタルならお客様の瑕疵でない限りは修理費用の負担も必要ありません。

スポットバズーカの導入事例

スポットバズーカは、すでに大規模工場、物流倉庫、学校の体育館など熱中症対策が求められるところに多数導入されている実績があります。

工場への導入事例①

工場への設置事例


1つの例が、自動車整備工場です。
この整備工場は、真夏になると外気温は35℃、整備場内は外気温と同等か、それ以上の気温になります。
かつ風遠しも悪かったので、熱中症のリスクが極めて高い作業場になっていました。
「スポットバズーカ」を導入することで、半開放の整備場内の作業場にも冷房の風を届けることができるようになりました。

整備場内はホコリも多く、電気機器にとっては過酷な使用条件になる場所ですが、耐環境性に優れた「スポットバズーカ」なら安心してご採用頂けます。

関連記事:半開放の自動車整備工場内でも作業スペースだけを狙って 冷やすスポットバズーカで 空調設置費用を大幅におさえた

工場への導入事例②

工場への設置事例

当初はトラックの積み込み作業エリアの冷房のみ考えていたが、シャッターを閉め切ると全体的に涼しくなった。これは期待以上の効果だった。」というお客様の声を頂いています。

関連記事:ステンレス製品倉庫・工場:全国拠点に一斉導入 ⇒各現場で好評! 期待以上の効果も!

工場への導入事例③

工場への設置事例

熱中症対策機器を探していた際、展示会で「スポットバズーカ」の存在を知ってもらい、最初に導入した工場で一体型、のちに2工場で別置型を導入して頂きました。「半開放の工場内であるために気温は35度以上になっており、その中での作業はとても大変でした。液体を扱っているので工場内は湿度も高くなりがちで、熱中症リスクの高い厳しい環境でしたが、スポットバズーカ の導入後は、作業エリアを中心に乾いた冷風を感じられ、作業している社員にも大変好評です」との声を頂いています。

まとめ

「工場の熱中症対策をしたい。しかし、手間もコストもできる限り少なくしたい」。このようなご要望をお持ちの事業者様は、ぜひ当社の「スポットバズーカ」をお試しください。「さらにイニシャルコストを安くおさえたい」という事業者様に向けて、レンタルプランもご用意しています。詳細は、株式会社イーズまでお気軽にお問い合わせください。

>>ご相談・お見積り、レンタルに関するお問い合わせはこちらから

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