灰色かび病激減!
大幅な減収を回避する秘訣は
『どくとるドライ』の除湿換気力
USERS VOICE
斧農園(高知県)
設置面積:1,500㎡(3棟合計)
設置台数:どくとるドライ3台
高知県のイチゴ農家。先代から受け継いだハウスでシンビジウムを育てていたが、将来を見据えてイチゴ農家へと転向した。5トン/反の収量を安定して上回ることを目標に、今後は全ハウスへの導入準備をすすめている。
ハウス栽培において、病害虫に悩まされている方は少なくないだろう。多くの日本のハウスは水田であった土地に建てられているため、高湿になりやすい。高湿環境は“灰色かび病〟にとって好都合だ。そんな灰色かび病が喜ぶ元水田の上に建てられた高湿なハウスで、立派なイチゴを育てている農家がある。今回は、高知県の花卉農家から転向し2年で1反あたり5トンの収量を見込むイチゴ農家「斧農園」を訪ねた。
案内してくれたのは斧久利さん。「ウチは父の代からシンビジウムを育てていた花卉農家でした。私自身も25年間シンビジウムを育てていましたが、需要低下を肌で感じていました。将来を展望したとき、より明るい未来がありそうだと思い、2年前にイチゴ農家に転身しました。施設は1反のハウスが1棟と、その半分のサイズのハウスが2棟。合計2反のハウスでイチゴ(紅ほっぺ)を育てています。まだ始めて2年ですから、紹介するようなノウハウなんてありませんよ」と笑う。
斧さんのハウスは、水田に囲まれているうえ、ハウス横には道を隔てて川が流れている。高湿になりやすいハウスの典型だ。ところが……「イチゴに転作する前にテスト栽培をした2年前、一つのハウスには“ある機器”を入れて、他のハウスにはソレを入れなかったんです。結果、その〝ある機器〟を入れたハウスはバッチリ収穫できたのですが、入れなかったハウスは壊滅的……灰色かび病にやられて約20%しか収穫できませんでした。その機器が私のイチゴ栽培を支えてくれています」。
その〝ある機器〟というのが『どくとるドライ』。イーズが発売している熱回収型除湿換気システムだ。『どくとるドライ』は秋・冬・春のハウス換気・除湿を行うことでカビや病害を減らし、大切な作物を元気にして、作物の品質を向上させてくれる。斧さんは続ける。
「最初にイーズさんへ相談した時には、1反のハウスに2、3台が推奨という事でしたが、まずはお試しという事で、小さい5畝のハウスにとりあえず1台だけ導入する事にしました。その1台だけでも、最初にお話ししたように、歴然とした差になって表れた。本当に驚かされました」。
ハウス栽培用熱回収型 除湿換気システム
「どくとるドライ」
ハウス面積を無駄にしないよう『どくとるドライ』本体は室外に設置する。
斧さんによると耐久性の高さとランニングコストの安さも魅力なのだとか。電気代は「ほとんど気になりません」とのこと。
「どくとるドライ」は、ハウス内の温度を下げずに除湿・換気を行える。
湿度を下げることでカビや病害を抑制!
効果を見た斧さんは翌年、追加で1反のハウスに『どくとるドライ』を2台導入。相対湿度のデータ以上に病害予防や作物の品質に効果があると感じているという。
「『どくとるドライ』を入れている そして灰色かび病が遥かに出難くなりました。折を見て少し農薬を使用するだけで、ほぼ防除できてしまうんです。そして何より株が元気に育ちます。
しっかりとしたクラウン(株の付け根部分)が自慢。ここが太いと、葉の付きが良くなり、光合成が活発になる。ひいては花が良く咲き、立派な実が育つ。
灰色かび病が出にくくなったうえ、明らかに株が元気になった。3Lサイズは当たり前で、4Lになる物も。味も極めて良く、そのまま食べてもスイーツを食べているように甘い。
『どくとるドライ』を入れたハウスでは、雨や曇りが続いても、弱らないんですよ。入れていないハウスは、花びらに点々が出て、実にカビが移り、最後には実がカビの塊のようになってしまう。もう、こんなことは続けたくありません。ですから、来年にはすべてのハウスに『どくとるドライ』を入れる準備をしているんですよ」。
(AGRI JOURNAL Vol.06より)
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