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農業用ヒートポンプ記事

AGRI-HEATPUMP ARTICLE

AIによるハウス環境制御とヒートポンプ活用|花き自動栽培システムの実証

新聞記事

投稿日:2026.03.31

更新日:2026.03.31

輪菊の自動栽培に向け、AIと環境制御装置を組み合わせたシステムの実証が進められています。ヒートポンプなどの設備を活用し、生育段階に応じた温度管理を自動化することで、省力化と安定生産の両立を目指しています。

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AI使い輪菊自動栽培 ハウス環境制御
生育段階ごとに 花きの省力化推進 長崎県農技センター
2025年03月21日(金) 日本農業新聞 営農

長崎県農林技術開発センターは、人工知能(AI)を使った輪菊の自動栽培システムの開発・実証を進めている。スマートフォンで収穫予定日を入力すると、AIがハウス内の株の状態を解析して、温度などを制御し、生育を調整する。他品種への対応も検討し、実用化を目指す。

ハウス内環境は、県が開発した「長崎型統合環境制御装置」で管理する。管理できる設備は、暖房機、ヒートポンプ、炭酸ガス施用機、遮光カーテンなど。これらを活用し、生育ステージごとに環境制御を自動でできるようにする「自動栽培システム」を構築。さらにAIによる制御も組み合わせる。

作業者はまず、ウェブアプリ上で品種名と収穫予定日を入力。するとプログラムに基づいて適した管理方法が設定される。AIは、株の様子を上から撮影した画像から、つぼみの状態を解析して開花期を予測する。

インターネット経由で環境制御の設定を変更できるようにして、収穫予定日に合わせて生育を調整していく。AIが、生育不良や病害虫の発生が見込まれると判断すれば、作業者にメールで知らせる仕組みも設ける。

現在の対応品種は「神馬」だけ。今後、対応品種の追加も検討する。試験を担当した同センターの久村麻子主任研究員は「スマート農業技術の開発が遅れる花き分野での省力化につなげたい」とする。

試験は、2024年度までの3年間、農水省の戦略的スマート農業技術等の開発・改良事業で実施した。長崎大学や、ディーソルNSPなどとの共同研究。
(後藤真唯子)

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