農業用ヒートポンプ記事
AGRI-HEATPUMP ARTICLE
投稿日:2026.03.31
更新日:2026.03.31
バラ栽培において、ヒートポンプと環境制御システムを活用し、品質向上と省力化を両立した事例です。温度や湿度、CO2などのデータをもとに自動制御することで、収量向上と作業負担の軽減を実現しています。働き方の改善にもつながり、持続可能な経営モデルとして注目されています。
三重県伊勢市で、バラを栽培する藤原徹也さん(41)は、品質向上と省力化の両立を目指している。全てのハウスに環境制御システムを導入。24時間、どこからでも、気温や二酸化炭素量、湿度などの環境データをグラフとして把握できる。手本とするグラフに近づけることを目標に、試行錯誤を続ける。
肥料価格が2倍になるなど生産コストが高止まっている。藤原さんは、環境制御システムを活用することで、生産コストを削減しながら、収量を確保し、品質を落とさない栽培方法を追求する。本年度は、防除作業の省力化に向け、うどんこ病の抑制に効果のある「紫外線(UV-B) 蛍光ランプ」を導入した。今後は天敵の活用など新たな方法も検討しているという。
バラ栽培は父の後を継いで始めた。両親が朝から晩まで休みなく働く姿を見て育ったため、小さい頃から、農業の働き方はこれが普通だと考えてきた。
7年前の環境制御システムの導入で、働き方は大きく変わった。天窓やカーテンの開閉、ヒートポンプなどが自動で稼働し、データに基づいてハウス内の環境が整えられる。収量が増えたのはもちろん、自身が自由に使える時間が生まれた。
藤原さんは「働き方は多様化している。この働き方がこれから若い世代が農業を始める際の一つのモデルケースになれたら良い」と話す。(三重・JA伊勢=濱千代麻梨香特別通信員)
<メモ>
60アールでバラを栽培。品種は「ブリランテ」や「サムライ08」「アバランチェ」などブライダル需要の高い赤・白系を中心に16品種を作付け、JA伊勢に出荷する。家族3人と従業員10人の計13人で作業する。
株式会社イーズが独自に開発した、製品のカタログや取り扱い説明書をダウンロードいただけます。
必要事項をフォームに入力のうえ、送信してください。
ご返信メールにて、資料のダウンロードリンクをお送りいたします。
まずは気になる商品のカタログを読みたい、という方は以下からお進みください。