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農業用ヒートポンプ記事

AGRI-HEATPUMP ARTICLE

シクラメン栽培でヒートポンプ活用|夏季冷房による品質向上事例(横浜市)

新聞記事

投稿日:2026.03.31

更新日:2026.03.31

シクラメン栽培では、出荷まで約1年を要するため、生育期間中の環境管理が品質を左右します。横浜市の生産者は、夏の高温対策としてヒートポンプを用いた冷房を導入し、室温を下げて根張りを促進しました。葉組みや反射シートの活用など丁寧な管理と合わせることで、株姿の整った高品質なシクラメンの生産につなげています。

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シクラメン高品質へ 
横浜市の武花園 葉組み作業徹底
2021年11月5日  日本農業新聞 ワイド2首都圏

【神奈川・横浜】横浜市神奈川区の武花園(たけるかえん)は、11月下旬に出荷を迎えるシクラメンの品質向上のため、葉組み作業を進めている。10月は気温が下がり始め、株が最も成長する時期。株姿をよくするため、平本尚寛さん(41)は家族とパートの4人がかりで作業している。
同園では5棟10アールの温室で、ポピュラーな「ヨハンシュトラウス」、フリル系の「ドレス」、八重の「フェアリーピコ」など約20品種、3500鉢を手掛ける。
密集する葉を外に向けて光を当てる葉組み作業は、小さな葉を除去しながら放射状に組む。元に戻らないよう、中心には専用のリングをはめる。取り外しも簡単で、株の大きさに合わせて広さも変えられる。
作業は8月初旬から月1回、出荷時の仕上げを含め、合計4回行う。
苗はプラグ苗を使うことで、シクラメンの出荷繁忙期に行う播種(はしゅ)作業を軽減。3月に定植後、4月上旬までに花芽の数が決まるため、かん水や肥培管理を徹底し、ストレスを与えないように注意する。
梅雨明け後には、液肥を混ぜた水を2日に1回程度の頻度で与える。暑さに弱いため、温室に寒冷しゃと扇風機などを設置してしのぐ。熱帯夜が続いた8月はヒートポンプで室温を下げ、根張りを促進している。
10月ごろからは、鉢を並べるベンチ上に銀色の反射シートを敷く。外側の葉が光を求めて下向きになり、鉢を覆うような均整の取れた株姿に仕立てる。平本さんは「シクラメンは出荷までに約1年かかり、繊細な植物。手をかけるだけ良いものができるので、妥協せずに理想を追い求めていく」と話す。

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